【読書】幸福の「資本」論/橘玲
幸福の「資本」論―――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」
- 作者: 橘玲
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2017/06/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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▼誰におすすめしたいか。
・幸福とは何かを考えている人。
・幸福をカテゴライズ(整理)したい人。
▼印象に残った箇所
・人間がネガティブバイアスを持つ理由は、より多くの子孫を残すことが目的だから。
・幸福の要件は「共同体」「自己実現」「自由」
・上記を実現するための資本は、「社会的資本」「人的資本」「金融資本」
・資本:富を生み出す力/資産:富を生み出す方法
・マイホームも主観的価値ではなく、市場価値で捉える。
・人的資本とは、労働力を投資し、富を得ること。
・「自由」とは、「何にもの奴隷にならないこと」その条件は、お金。
・もっとも確実に幸福度を上げる方法は、経済的な自立。
・自己実現=かけがいのない自分になること
・クリエイティブアナリストは、時給換算できない物。その中で拡張可能な仕事がgood
・マックジョブと意義を見出す人の幸福度は後者の方が高い。
・日本の労働の仕組みが致命的。
・今の仕事に満足
アメリカ:34% 日本:17.8%
この仕事をもう一度選ぶのか
アメリカ:69.1% 日本:23.2%
入社じと比較し、合格点はつけられるか。
アメリカ:33.6% 日本:5.2%
・会社は「ネズミ講」。椅子取りゲームの椅子が減っていくのに人は多い。
・無意識にお金は汚いと考えている。ex)売春とプレゼントの比較。
・「自分の人生を自分の自由に決められる」ことが幸福感に結びつく。
→日本は57カ国のうちビリ。
・間人の幸福を強要されている。
▼感想
非常に面白かった本。
幸福を因数分解して、それぞれをさらに因数分解をしてくれたような本でした。
幸福の条件に共感を持った。
そして日本の社会へ抱いている違和感を代弁してくれた。
日本が悪いではなく、日本の雇用の仕組みが悪い。
働き方は変化していく、大学生の就活ルールが今回変わるかもしれない。
これは大きな変革の一歩になるかもしれない。
若い優秀な人がどんどん会社に入ってくる。
アップデートできな会社やアップデートできない年上の社員はどんどん用済みになっていく。
何も疑わず、新興宗教のように飼い殺しにされるのでは勿体無い。
ネズミ講の存在に早く気づく必要性がある。
しかし、僕は会社で働くことを全面否定したい訳ではない。
現時点で仕事をしていて非常に楽しい。
しかし、ぶら下がり社員で、何も向上せず、惰性で日々を過ごすのならば、勿体なさすぎる。そんな浪費をするのならば、もっと生きたかった人に失礼だと思う。
一生懸命生きる大切さまで考えてしまった本でした。
ちなみに、この本では理想的な資本の分配について、記載されていた。
しかし、僕は「超充」を目指していきたいと思う。
不可能ではないと思うからね。
この本はおすすめしたい。
読んだ本はinstagramに挙げていますので、
こちらもフォロー頂けたら嬉しいです!
(みなさんにフォローされるような価値のある投稿していかなければならないのはこちら側の問題ですが…)
以上。