【読書】幸福の「資本」論/橘玲

 

 

▼誰におすすめしたいか。

・幸福とは何かを考えている人。

・幸福をカテゴライズ(整理)したい人。

 

▼印象に残った箇所

・人間がネガティブバイアスを持つ理由は、より多くの子孫を残すことが目的だから。

・幸福の要件は「共同体」「自己実現」「自由」

・上記を実現するための資本は、「社会的資本」「人的資本」「金融資本」

・資本:富を生み出す力/資産:富を生み出す方法

・マイホームも主観的価値ではなく、市場価値で捉える。

・人的資本とは、労働力を投資し、富を得ること。

・「自由」とは、「何にもの奴隷にならないこと」その条件は、お金。

・もっとも確実に幸福度を上げる方法は、経済的な自立。

自己実現=かけがいのない自分になること

・クリエイティブアナリストは、時給換算できない物。その中で拡張可能な仕事がgood

マックジョブと意義を見出す人の幸福度は後者の方が高い。

・日本の労働の仕組みが致命的。

・今の仕事に満足

アメリカ:34% 日本:17.8%

この仕事をもう一度選ぶのか

アメリカ:69.1% 日本:23.2%

入社じと比較し、合格点はつけられるか。

アメリカ:33.6% 日本:5.2%

・会社は「ネズミ講」。椅子取りゲームの椅子が減っていくのに人は多い。

・無意識にお金は汚いと考えている。ex)売春とプレゼントの比較。

・「自分の人生を自分の自由に決められる」ことが幸福感に結びつく。

→日本は57カ国のうちビリ。

・間人の幸福を強要されている。

 

▼感想

非常に面白かった本。

幸福を因数分解して、それぞれをさらに因数分解をしてくれたような本でした。

幸福の条件に共感を持った。

そして日本の社会へ抱いている違和感を代弁してくれた。

日本が悪いではなく、日本の雇用の仕組みが悪い。

働き方は変化していく、大学生の就活ルールが今回変わるかもしれない。

これは大きな変革の一歩になるかもしれない。

若い優秀な人がどんどん会社に入ってくる。

アップデートできな会社やアップデートできない年上の社員はどんどん用済みになっていく。

何も疑わず、新興宗教のように飼い殺しにされるのでは勿体無い。

ネズミ講の存在に早く気づく必要性がある。

しかし、僕は会社で働くことを全面否定したい訳ではない。

現時点で仕事をしていて非常に楽しい。

しかし、ぶら下がり社員で、何も向上せず、惰性で日々を過ごすのならば、勿体なさすぎる。そんな浪費をするのならば、もっと生きたかった人に失礼だと思う。

一生懸命生きる大切さまで考えてしまった本でした。

ちなみに、この本では理想的な資本の分配について、記載されていた。

しかし、僕は「超充」を目指していきたいと思う。

不可能ではないと思うからね。

 

この本はおすすめしたい。

 

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以上。