【読書】入社3年目までに絶対に知っておきたいこと/森川友義

 

入社3年目までに絶対に知っておきたいこと

入社3年目までに絶対に知っておきたいこと

 

 ▼誰にオススメしたいか

・若手社会人

・大学生

・今まで何も考えずに惰性に生きてきてしまった人

 

▼印象に残った箇所

・生きることは、意思決定である。

・もし重要な2択の選択肢を選ぶ機会が今までの人生のうち10回でもあったなら、

2×2×2×2×2×2×2×2×2×2=1024通りの選択肢の組み合わせがあった。

つまり今生きている1通りの人生以外の1023通りが存在する。

・他人に相談せずに決める。(占いはもっての外)

 

▼感想

多くの20代が読んだらいいと思う。

ものすごく簡単でわかりやすく書いてあるから。

よく自分の人生を自分で決められない人がいる。

占いなんかに人生を左右されている人がいる。

占いも話題性はあると思う。

しかし、自分の人生くらい自分で決めたらいいと思う。

どこの誰だかわからない人の意見を聞いて、自分の人生はこういうことなのかと思う方がおかしい。

今から10回の重要な決断をするとしたら、自分の考え方と気分次第で1024通りの選択肢(人生)があるわけんだから、その決断を自分でしていくべきだと思う。

惰性でいけちゃいけない。未来思考を持つ。

入社3年目までに絶対に知っておきたいこと

入社3年目までに絶対に知っておきたいこと

 

 

【読書】たった一人の熱狂/見城徹

▼誰におすすめか?

・客観視をして、何かに熱くなれない人

・冷静でいることが正と考える人

・もう一度以前の自分の熱さを思い出したい人

 

▼印象に残った箇所

・義理、人情、恩返しの重要性

・「まぁいいか」と言う言葉に甘えない。

・要は死ぬときに自分が満足できればいい。

・死の瞬間に満足できるように今に熱狂する。

・全てを主観でいる。

 

▼感想

見城徹さんの本はあまり好きではなさそう。昔の人の考え方の結集と言うような印象。

使う言葉も違和感を感じる。時代錯誤な感じ。

僕はスマートな熱量が好きだ。そういう年代なのかもしれない。

やはり理想主義的で、お金ももちろん重要だが、理念やあり方がもっとも重要だと思う。物事には良い悪いがある。方法は問わないということはない。

 

しかし、その一方で勉強になることもある。

最も印象的なことは「熱狂する」ということ。

「熱狂」という概念は、現代で欠けているものかもしれない。

自分自身も以前は熱量を持っていたが、周囲の人の反対や嫌なリアクションにより、

びびって、妥協している気がする。それではだめだ。

歯に衣着せぬもの良いも重要だ。

自分の立場を明らかにし、自分の考えを主張したら良い。

中庸なんか考えなくても良い。

徳のある人間は、誰も咎めず、人許し、仏のような心だというイメージ。

そのような人間になることが人間の使命だと考えていた。

でも、そんなことはない。

人間の目指すべき像の最大公約数的なことはない。

もちろん理想的な人間はあるかもしれないが、全て人がそうなるのは不可能に近いと思う。

だから、各人が「こうなりたい」という人をイメージし、そこを目指して良いのだと思う。

自分は熱量を持って、人の意見に流されず、現状に満足せず、誤解ばかりしている人と同じになって、自分の人生をこんなもんかと諦めるような人にはなりたくない。

人にも影響を与えていきたい。耳が痛いこともいうことだって必要。

丸くなるな、尖れ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【読書】WE ARE LONELY,BUT NOT ALONE / 佐渡島 庸平

▼誰にオススメ?

コミュニティを作りたい人?

現在の世の中の仕組みを理解した人

▼印象に残った箇所

・安全安心を求める現代人

・モチベーションが高い状態では、自分のコミュニティにいる価値があると考えている状態。

・信仰は「ある対象を疑わずに、無条件で信じること」

・beの肩書きで自己紹介する。あり方が大切。

・熱狂は「成長することか、成長を見守ること」で生じる。

▼感想

本を読むときに批判はいくらでもできる。

しかし、読んだ中で学んだことが2割でもあれば十分だと思う。

この本を読んでいると本当に現在はコミュニティの時代だと感じる。

多くのサービスがN対Nで成り立っている。

できることならば、参加者になるのではなく、主催者になりたいものだ。

本がいくつか紹介されていたので、読んでみようと思う。

 

【読書】仕事2.0 / 佐藤留美

▼誰にオススメしたいか。

・現状に違和感を抱いていないサラリーマン

・ぶら下がりーマン

・結婚相手に、「大手企業で働いている人がいい」という女性。

・更に高みを目指している人。

・現在話題になっている「仕事」関連の話をまとめて知りたい人。

 

▼印象に残っている箇所

・幸せの4要素:成長/感謝/楽観的視点/マイペース

ブロックチェーンにより、「キャリア台帳」なるものができ、学習歴が可視化される。

 

▼感想

現在話題になっている仕事関係の情報がまとめて書いてあるような内容。

8割くらいはすでに知っていることが多かったので、復習になってよかった。

「印象に残っている箇所」でも挙げたように、幸せの4要素の中に「成長」が科学的に証明されていて良かった。自分の周りには成長しよう!と言っても、成長する必要はないなどと言う人も一定数いた。しかし、エビデンスを持って、「成長

=幸せ」を主張できる。

またキャリア台帳なるものができると、今までの学習歴などが可視化されるとのことだが、これは必然だと思う。第4次産業革命により、ビッグデータとそれを処理できるAIが発達した。つまり、「情報」の重要性が高まっている。同時になんでも「情報化」されることが言える。なんでもデータで取れることになってきているから。

だから、SNSなどでも発信者になるべきということだ。自分の学習歴を明らかにしておくことは、のちにそれをデータとして使用できる確率を上げてくれると思う。

だから、自分は読んだ本をinstagramに上げ、視聴したTEDをtwitterに挙げ、NewsPicksで読んだ記事を共有している。自分はニューエリートでもないただの凡人のため、特別なことはできないかもしれないが、これくらいは最低限やっていかなければならないと思う。まだまだ未熟すぎて、立派なことは何も言わないが、この小さな積み重ねで、数年立った時に大きな差になればと思う。

一日1%でも成長できている自分とそうでない自分では全く違う未来になると信じて。

 

 話は変わるが。読書は疑似体験ができ、否定的な視点での読書が勧められていた。確かに、全てのことを鵜呑みにしてしまうようではまずい。情報が氾濫し、良質な情報とガゼネタのような情報が入り乱れているので、自分で情報をチョイスする力を身につける必要はある。

その一方で、最近感じることは、「素直さ」の欠如かと感じる。選別眼を身につけながら、素直さを忘れてはいけない。誠実であることと同じように「素直さ」は非常に大切な非認知スキルだと思う。

 

 

 

【読書】黄金のアウトプット術/成毛眞

▼誰にオススメか

・発言することに臆病な人

・インプットをたくさんしている人

 

▼ざっくりどんな内容か

成毛さんなりのアウトプット術を具体的に書いてある。

 

▼印象的な内容

・アウトプットが不足している。

=何を考えているかわからないのは魅力がない。

・仕事の「処理」と「編集」は異なる。

SNSを使っていない人は、存在しないに等しい。存在を忘れられてしまう。

→誰からも声がかかない。

・好きとか嫌いとか論評はするものの自分では何も行動をしない。外野の存在を

・反対意見を言うのは気楽で無責任。主体性も、オリジナリティーもクリエイティヴティーもない。

・インプットし過ぎは情報デブになるか。毎日20キロ走るようにアウトプットする。

・社会人が書くべき文章は「紹介文」。

・難しい言葉は使わない。

・賢いと思ってもらうのではなく、わかりやすいと思ってもらう。

・800字程度が良い。100×8だと言う認識で。

・漢字ではなく、ひらがなを使う。

・結論をいい、理由を言う。

 

▼自分なりの気づきはなにか。

・自分の立場を明確にすることが覚えてもらうこと。

・腹落ちしないことも、結果を出している人の話だと「そういう考えもあるのか」と思う。つまり、人に影響を与えるには自分が結果を出さなくてはならない。

・漢字を減らし、ひらがなを使う。やさしい言葉で誰かでもわかるように話す難しさ。

【読書】人事こそ最強の経営戦略/南和気

スキル×経験×モチベーション=成果

重要なのは成果を出す事であり、そのゴールに向かうまでのプロセスは多種多様。

経営者になるためには、若いうちに大量の「経験」が必要。

 

などなど、人事の方には必ず読んでほしい本。

仕事は結局、全て経営につながっている。

それを忘れてはいけない。

本来の目的を失った手段では意味がない。

howよりもwhyをしっかり定義することが大切り

 

 

グローバル人事と書いてあるので、国内企業には関係ないと思いきや、多いに参考になる要素がおおいです。

【読書】研修開発入門 研修転移の理論と実践/中原淳etc

多くの研修は研修のやりっぱなしで終わってしまっている。

研修は意味がないと思われている。

そんな研修を終わらせ、企業が発展するための有意義な研修を行うための本。

この本では「研修転移」という概念で説明されている。

簡単に言うと、研修で学んだことが現場で生き、成果に繋がるようにすること。研修→現場に学びを持ち帰ることである。

 

研修転移するための手法が実際の事例と共に書かれている。

一見すると当たり前のように思われるかもしれないが、

研修の考え方が書かれている。

 

読んでいて思ったことは

・研修の実施前の設計段階が最も重要。

・研修後の成果がどうなっているのか、データで統計を取ることは忘れてはいけない。

と言うことだ。

 

しかし、現代の日本企業で研修を意味のあるものにできる企業はどのくらいあるのだろうか。

部署ごとのパワーバランスがあり、人事部門の力が弱い可能性があり、

新しい研修を実践するには困難も多いとは思う。

 

そこを乗り越える熱量を持ち、研修をデザインできれば会社も変わっていくだろう。

仕事は嫌々やらされるものではないので、「とりあえずやらなきゃいけないから」と言った研修はやめて、「会社が発展するため」の研修を始めなければならない。